チャレンジマッチ U-18流鏑馬大会
本大会の特徴である(学生スタッフ、ボランティアが大半を占める)イベントづくり体制を象徴するように、「未成年の、未成年による未成年のための流鏑馬大会」テーマに、出場選手だけではなく的係や司会・集計などの競技に係ることすべてを学生スタッフ・ボランティアが主体となり運営される特別プログラムです。
「チャレンジマッチ出場選手募集!」全国子ども流鏑馬合同練習会
夏休みを活用して特別な体験にチャレンジ!
練習のみの「合同練習会コース(3日間)」に加えて、大会参加までしてしまう「チャレンジマッチコース(5日間)」が選べます。
対象:小学3年~中学3年
料金:合同練習会コース(8/7~8/9・3日間)49,000円
チャレンジマッチコース(8/7~8/11・5日間)69,000円
会場:(8/7~9)十和田乗馬倶楽部
(8/10~11)櫛引八幡宮
お申込み・詳細は十和田乗馬倶楽部ホームページをご覧ください
チャレンジマッチ運営内容
学生ボランティアが担う様々な役割をご紹介します
的係
各的に配置される的中審判員として、矢が的中したら番傘を開いて的中を知らせます。その他、的板の交換や選手への矢渡しなど競技の進行をサポートします。
旗係
流鏑馬競技においては走行タイムも順位に大きく影響します。タイム計測の合図を出したり、走路上の安全を知らせる役割も果たしています。
馬だまり・馬止め
流鏑馬走路のスタート・ゴール地点は安全確認が重要視される場です。お互い連絡を取り合い競技がスムーズに進行されるようコントロールしています。
計測
センサーにタイム計測を行っていますが、補助としてストップウォッチによる手動計測も行う、1走たりとも気が抜けないポジションです。
集計
的係の番傘を記録しながら点数集計・順位付けを行います。部門ごとでルールも変わるので事前の内容把握が必要です。
司会
競技の実況や進行案内など、同じ10代の目線に立った司会進行が行われるのもチャレンジマッチならではです。
選手
夏休み期間を利用しての集中レッスンを経て出場する選手も、もちろん皆10代の選手の卵たちです。この経験を経て、翌年の本大会へとステップアップしている人も少なくありません。
その他出店など
イベント併催コーナーの補助も行っています。普段できない社会経験は自信や達成感につながります。
写真撮影係や音響などボランティア参加者の特技や興味を活かしたポジションで活躍することもあります。
参加学生の感想(活動報告書より抜粋)
流鏑馬ボランティアを通して誰かの役に立つ喜びと大人数で何かを生み出す嬉しさを改て感じました。これからの学校生活でも、誰かが困っていたら積極的に手伝いたいです。
初めて流鏑馬を間近で見ることができました。とても迫力があって、とてもかっこよかったです。ルールも何もわからない私たちに先輩たちが優しく教えてくださりとても嬉しかったです。
私は小学校の時以来流鏑馬を見ていなかったのですが、ボランティアを通じて来年も来たいと感じました。ボランティアの楽しさもわかって、とても楽しかったなと思いました。
今回、流鏑馬ボランティアに参加して、人と協力することがとても楽しく、働くことに興味が湧きました。
初めて流鏑馬を見て、同じ年齢や少し年上の人がすごく活躍していたのでびっくりしました。流鏑馬に興味をもったので、来年も見に行こうと思いました。
当日はボランティア宣誓に参加しました。緊張して直前までセリフが覚えられなかったが、何とか終えることができた。宣誓が終わると、周りの人に声がよく通っていたと褒められた。公の場でこのような経験はなかなかできないので、貴重な体験になった。
ボランティアに参加して良かったと思いました。今までは、「伝統の一つ」くらいの印象でしたが、実際にスタッフとして参加すると、近距離のど迫力の流鏑馬を思いっきり感じることができ、流鏑馬が伝統として残り続けている理由がわかった気がしました。選手も馬もかっこよく、来年も見にいけると良いなと思いました。
チャレンジマッチ協力学生団体紹介
北里にんじんサークル
25年以上続く、北里大学獣医学部の学生で構成される乗馬サークルです。
活動は朝5時半から、厩務や馬の活動を行い、終えてから学校へ登校します。
地域で行われる流鏑馬大会や体験乗馬会などでは、にんじんサークルがボランティアとして大会を支えながら選手としても活躍しています。
八戸市立明治中学校「馬の歴史と地域の文化を学ぶ会」
同地区の中学校の地域学習として2017年(第2回大会)より継続実施している、2年生による事前準備ボランティア活動(会場の走路整備と的板づくり)に加え、全校生徒を対象とした学習体験会を開催。
本会により地域の歴史や馬とのつながりを知り、そのうち3年生が当日のイベントスタッフとして毎年参加している。
八戸市立明治中学校
次世代リーダー養成プログラム「Future Generations」
グローバル化・多様化が進む現代社会において、子どもたちは「学力・知識」だけでなく、異なる価値観や文化的背景を持つ人々と相互に理解し合いながら、様々な物事に取り組み問題を解決していく「実践力」を身に付けることが求められている。
「Future Generations」は、塾内にとどまらず、地域社会を学びの場として様々な人と関わりながら、ワークショップ、討論会、ボランティア活動などの体験学習を通して、社会で活躍しリードしていく力を備えた人材の育成を目指すプログラムである。
次世代リーダー育成プログラム「Future Generations」
八戸あおば高等学院「八戸弓馬会あおば道場」
様々な原因で学校に行けなくなった生徒や発達がアンバランスな生徒たちなどを対象にした通信制高校です。好きなことを追求するゼミ活動など、通常科目以外の授業や行事等にも力を入れています。
「スポーツ流鏑馬」を授業に取り入れる全国でも珍しい活動も行う学校です。生徒たちは、木馬を使っての弓矢練習に取り組み大会参加への挑戦もしています。