大会記録

(2021年8月9日)第6回大会

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日時 令和3年8月9日(月・祝) 9:30~15:00
会場 櫛引八幡宮
主催 全国スポーツ流鏑馬八戸大会実行委員会
共催 櫛引八幡宮
協力 一社)日本流鏑馬競技連盟、九戸城流鏑馬実行委員会、全国流鏑馬女子部、八戸弓馬会、十和田乗馬倶楽部、にんじんサークル、八戸市立明治中学校、八戸あおば高等学院Future Generations

2021年は、新型コロナウイルス感染症対策指針を通り定め、安心して楽しむことができるイベントづくりに努めました。

~対策指針(一部)~

■競技選手・イベントスタッフ対象を北東北(青森・秋田・岩手)在住者または、参加申込締切(7/25)時点で新型コロナワクチン2回接種済みの者のみに限定する
■県外からの来場者・観客が多数訪れないよう、イベント周知範囲を八戸市および近隣地域のみとする
■イベント広報はポスター掲出・チラシ配布のみとし、八戸市および近隣地域のみとする
■屋内施設を使用しての出店は行わない
■会場配置は、密にならないよう、体験場所への動線や、物の配置等を工夫する
■来場者・スタッフともに一か所での滞在時間が長くなりすぎないよう、プログラムおよび活動内容の工夫をする

スケジュール

今年度は、台風接近に伴う雨天となり、予定していた併催イベントの実施はできず、流鏑馬競技のみを行った。

7:30~9:00 試走練習 
9:30~10:00 開会式(安全祈願)
10:00~13:30 流鏑馬競技(上級の部3走・一般の部3走・団体戦ダブルス2走・勝抜戦)
13:30~15:00 (※雨天により中止)神社見学・やぶさめ乗馬体験
14:00 閉会式
(10:00~14:00 出店コーナー、飲食屋台など常時出店)

流鏑馬競技

出場選手 35名(男性16名・女性19名)
・上級の部(乗馬インストラクターもしくは各クラブ推薦者)…7名
・一般の部(上級の部以外の選手)…26名
・チャレンジ部門(新人選手)…2名
・団体戦ダブルス(2人1チーム)…4チーム
・勝抜戦…6名

県別:青森県27名、岩手県7名、東京都1名

年代別: 10代7名、20代4名、30代6名、40代2名、50代9名、60代以上7名

チャレンジ部門

未来の流鏑馬選手を目指す卵たちによるデモンストレーションを試験実施。練習会には岩手県の遠野郷八幡宮こども流鏑馬実行委員会から、小学生2名が参加。
5月5日こどもの日の、子供の健やかな成長を願う行事「遠野郷八幡宮こども流鏑馬」にて射手として出演するため練習を重ねてきた。また、八戸大会直前には十和田乗馬倶楽部での流鏑馬集中合宿(参加3名)を行いました。

大会結果・入賞者

【一般の部】
優勝:桜庭恵梨
準優勝:村井純麗
第三位:嶋口邦彦

【上級の部】
優勝:金子花音
準優勝:小舘秀樹
第三位:布施蒼依

【団体ダブルス】
優勝 久遠(布施・金子)

【勝抜戦】
優勝 布施蒼依

実施内容

安全祈願・開会式(9:30~10:00)

大会の安全を祈願して、実行委員長が代表して玉串奉奠。選手・スタッフ一同が揃い開会式を行うととともに、競技走路のお清めをした。

弓矢体験コーナー(10:00~12:00)

八戸高専弓道部ボランティアによる弓矢体験を弓道場前広場にて実施。普段行う機会のない弓道の体験を提供した。小さい子どもでも楽しめるようおもちゃ弓も用意し、悪天候に関わらず参加者が訪れた。

種差少年自然の家 遊具遊び体験(10:00~12:00)

竹馬・コマ回し・けん玉などの昔懐かしい遊具遊びコーナー。悪天候により昼まで。

八戸あおば高等学院ブース(10:00~14:00)
「Future Generations」高校生ブース(10:00~14:00)

学習塾や学校と企業とのタイアップで、ワークショップ、討論会、ボランティア活動などの体験学習を通して、社会で活躍しリードしていく力を備えた人材の育成を目指すプログラム実施の場としてイベント出展。10代の学生での目線で企画された以下のコーナーを来場者に提供した。
・流鏑馬クイズラリー、流鏑馬衣装+馬で記念撮影、顔出しパネル
・スポーツ流鏑馬と十和田市に関するパネル展示
・流鏑馬ガイド(英語・日本語対応)、大会パンフレット作成・配布

やぶさめ体験乗馬コーナー

来場者が馬とふれあう機会として、流鏑馬をしていた馬に乗ることができるコーナーを1回500円にて実施であったが雨天により中止。

神社見学

希望者に対し、櫛引八幡宮ガイド案内する施設紹介ツアーを予定していたが雨天により中止した。

流鏑馬イベントラリー

会場内の各出展を巡るスタンプラリー企画も実施。プレゼント品も用意し、来場者の滞在時間延長と周遊効果を図りたかったが、各出展コーナー中止にともない実施できず。

飲食店出店(10:00~14:00)

・くるみの里
・信愛商事

その他運営(10:00~14:00)

会場入り口にて検温とマスク着用確認を実施。感染対策の徹底を図った。

事業規模

・スタッフ・ボランティア85名
(学生71名)習学ゼミ10、北里大学にんじんサークル21、明治中学校18、八戸あおば17、八戸高専弓道部5
(成人14名)乗馬クラブスタッフ、乗馬クラブボランティア、音響、学生引率など
・選手35名
・使用馬16頭(和種、和種系)
・来場者 184名(※入場口にてカウント)

事業効果

①視覚的にも体感的にも、市民に馬と触れ合う機会・馬文化を知る機会を提供することができた。

・(8/2実施)明治中学校ボランティア勉強会参加者70名

②コロナ渦におけるイベント開催および荒天により、来場者数は例年よりも減少はしたが、十分に間隔を空けて過ごす環境を作ることができ、新たな生活様式に合わせたイベント体制を作ることができた。

【来場者推移】
第1回(平成28年)400人
第2回(平成29年)750人
第3回(平成30年)2,000人
第4回(令和元年)2,000人
第5回(令和2年)534人(※入場口にてカウント)
第6回(令和3年)184人(※入場口にてカウント)

③馬文化及びイベントの情報発信につながった。

・テレビ:8/9 RAB青森放送
・8/9 BeFM 八戸コミュニティFMラジオ
・チラシ(4000枚)、ポスター(200枚)配布(※地域内限定)

④地域内にある、団体や個人の活用ができた。特に10代・20代の学生ボランティアによるイベント運営体制が確立・強化できていると考える。

・スタッフ・ボランティア(85名)構成
(学生71名)習学ゼミ10、北里大学にんじんサークル21、明治中学校18、八戸あおば17、八戸高専弓道部5
(成人14名)乗馬クラブスタッフ、乗馬クラブボランティア、音響、学生引率など

ボランティア事前研修会「馬の歴史と地域の文化を学ぶ会」の実施

日時:7月19日(月)13:00~15:00
場所:櫛引八幡宮
内容:2年生による事前準備ボランティア活動(会場の走路整備(草とり)と的板づくり)を実施。また、イベント当日には探究学習(地域の歴史)成果をまとめたパネル展示ブースを実施した。

日時:8月3日(月)9:30~11:30
場所:明治中グラウンド・体育館
内容:全校生徒70名を対象に、イベントボランティアとして必要な知識と技術習得のため学習会を開催。本会により地域の歴史や馬とのつながりに興味を持ってもらい、3年生18名が当日のイベントスタッフとして参加した。
①櫛引八幡宮と流鏑馬講師による、馬の歴史と地域の文化学習
②乗馬体験等を通じた馬の取り扱い実習

次世代リーダー養成プログラム「Future Generations」企画の実施

流鏑馬体験学習・ワークショップ・衣装製作講座などを経て出展を行いました。

次世代リーダー養成プログラム「Future Generations」とは…

グローバル化・多様化が進む現代社会において、子どもたちは「学力・知識」だけでなく、異なる価値観や文化的背景を持つ人々と相互に理解し合いながら、様々な物事に取り組み問題を解決していく「実践力」を身に付けることが求められています。
次世代リーダー育成プログラム「Future Generations」は、塾内にとどまらず、地域社会を学びの場として様々な人と関わりながら、ワークショップ、討論会、ボランティア活動などの体験学習を通して、社会で活躍しリードしていく力を備えた人材の育成を目指すプログラムです。

「Future Generations」活動紹介ページ

10/31(日)子どもゆめ基金事業「馬の歴史と地域の伝統文化を学ぶ会」の延期実施

雨天により実施できなかった乗馬体験・神社見学を振り替え開催した。
集客のため、再度チラシ500部を作成。櫛引八幡宮、八戸市内公共施設等にて配布・設置。
本事業結果をもって子どもゆめ基金へ活動報告を行う。

プログラム内容
13:00 地域の歴史学習(神社見学と八幡馬絵付け体験とその歴史の紹介)
13:30  弓矢・流鏑馬体験(弓矢体験と引き馬による乗馬を通じた伝統武芸の魅力紹介)
15:00 終了・撤収

参加者数 84名(子ども45名、おとな39名)

後援

八戸市
八戸市教育委員会
一般財団法人VISITはちのへ
デーリー東北新聞社
東奥日報社
東奥日報文化財団

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