大会記録

(2024年8月11日)第9回大会

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日時 令和6年8月11日(日・祝) 9:30~13:00(雨天により短縮)
会場 櫛引八幡宮
主催 全国スポーツ流鏑馬八戸大会実行委員会
共催 櫛引八幡宮
協力 一社)日本流鏑馬競技連盟、九戸城流鏑馬実行委員会、全国流鏑馬女子部、八戸弓馬会、十和田乗馬倶楽部、にんじんサークル、八戸あおば高等学院Future Generations、八戸弓馬会あおば道場、HappyBulldog

流鏑馬競技

エントリー37名→実質出場選手35名(天候等によりキャンセル)

・流鏑馬競技(25名)
上級の部(乗馬インストラクターもしくは各クラブ推薦者)…6名
一般の部(上級の部以外の選手)…19名
性別 男性7 女性18
年代 10代6、20代8、30代3、40代1、50代4、60代1、70代2
在住 八戸市3、十和田市2、七戸町4、おいらせ町1、むつ市1
   北海道1、岩手県5、宮城県1、福島県1、群馬県1、東京都2、神奈川県2

・チャレンジマッチ(10名)
性別 男性5 女性5
年齢 9才1、10才3、11才3、14才2、17才1
在住 八戸1、十和田1、岩手6、静岡2

・団体戦ダブルス(2人1チーム)…4チーム

・勝抜戦…7名

チャレンジマッチ

イベント演出として、本大会の特徴である(学生スタッフ、ボランティアが大半を占める)イベントづくり体制を象徴するように、「U-18流鏑馬大会」をテーマに「未成年の、未成年による未成年のための流鏑馬大会」として、出場選手のみならず的係や司会・集計などを学生が主体となる様子を表現した。

■運営総勢40名(すべて中学・高校・大学生)
選手…10名(八戸1、十和田1、岩手6、静岡2)
的係、的改め・・・明治中6名(にんじんサークル6名がサポート)
馬溜まり・馬留め…にんじんサークル4名
集計、計測・・・長者中2名、下長中1名、中沢中1名(にんじんサークル4名がサポート)
音響・・・明治中2名
司会・・・Future Generations4名

大会結果・入賞者

【一般の部】
優勝:星野菜々
準優勝:石橋良子
第三位:戸津美香

【上級の部】
優勝:布施蒼依
準優勝:桜庭恵梨
第三位:澤田佳子

【団体ダブルス】
優勝 Victoire 八戸(桜庭・石橋)

【勝抜戦】
優勝 桜庭恵梨

実施内容

安全祈願・開会式(9:30~10:00)

大会の安全を祈願して、実行委員長が代表して玉串奉奠
開会式は雨天のため放送による祝辞と宣誓のみを行った

・来賓祝辞:八戸市長 熊谷 雄一様 代理 観光文化スポーツ部次長兼スポーツ振興課長 石丸 隆典様
・選手宣誓:2名(競技代表・チャレンジマッチ代表)

八戸あおば高等学院ブース

学校活動紹介パネル展示やジュース・お菓子販売を通して、社会で自立して生ききる力を培うことの大切さを学ぶ共育(教育)を重視し、本イベント出展を経験の場としても活用。

「Future Generations」高校生ブース

学習塾や学校と企業とのタイアップで、ワークショップ、討論会、ボランティア活動などの体験学習を通して、社会で活躍しリードしていく力を備えた人材の育成を目指すプログラム実施の場としてイベント出展。10代の学生での目線で企画された以下のコーナーを来場者に提供した。

ブース内容・・・パネル展示、ぬり絵コーナー、ビーズ製作体験、ファンブック他グッズ販売

HappyBulldog八幡馬 Art Painting

大きな八幡馬にカラフルな絵付け体験や、ぬり絵を楽しめるアート体験のほか、馬や犬などの絵画やオブジェ展示を行った。

案内・受付

・大会公式パンフレット販売200円
・出走表配布

飲食店出店

・Toshi’s DINER
・Jack & Betty
・RONRON

以下の屋外出展コーナーは雨天により実施を中止した

○レザークラフト体験
革に刻印を打ち込んでオリジナルキーホルダーを作る体験コーナー。
○弓矢体験
にんじんサークルボランティアによる弓矢体験。普段行う機会のない流鏑馬で用いる弓矢の体験と、小さい子どもでも楽しめるようおもちゃ弓を用意。
○むかし遊び体験
竹馬・コマ回し・けん玉などの昔懐かしい遊具の無料貸出し

事業規模

運営人員(129名) ※八戸大会は学生が多数活躍するイベントです
スタッフ(大人)13名
学生スタッフ116名
・八戸あおば高等学院 [市内通信制高校] 28
・にんじんサークル [北里大学獣医学部乗馬サークル] 24
・Future Generations [十和田市内高校生団体] 12
・八戸市教育委員会(青少年の地域活動)中学生ボランティア申込51(うち当日参加36)

【来場者推移】
第1回(平成28年)400人
第2回(平成29年)750人
第3回(平成30年)2,000人
第4回(令和元年)2,000人
第5回(令和2年)534人(※コロナ禍)
第6回(令和3年)184人(※コロナ禍)雨天
第7回(令和4年)504人(※コロナ禍)雨天
第8回(令和5年)1,500人
第9回(令和6年)300人 雨天

事業効果

①視覚的にも体感的にも、市民に馬と触れ合う機会・馬文化を知る機会を提供することができた。

・(8/11実施)スポーツ流鏑馬研修 青少年の地域活動中学生ボランティア36名
・(7/24実施)明治中学校体験&ボランティア勉強会参加者69名
・(7/14実施)イベントPR乗馬体験会 八戸公園こどもの国来場者160名

②「全国スポーツ流鏑馬八戸大会補助金(八戸市)」活用により、馬文化及びイベントの情報発信につながった。

・新聞:8/3東奥日報(明治中体験会)
    8/12 デーリー東北、東奥日報、読売新聞(イベント)
    8/21 デーリー東北(八戸あおば高等学院)
・テレビ:8/9 ATVわっち!!(チャレンジマッチ)
・チラシ(4000枚)、ポスター(300枚)配布
・パンフレット(200部)うち販売25部
・7/24~8/7に、八戸ショッピングセンターラピアにて流鏑馬写真展示を実施

③地域内にある団体や個人の活用ができた。「まちづくりインターン助成金制度(八戸市)」を活用できることで、特に学生団体との持続的なイベント運営体制が確立できていると考える。

スタッフ・ボランティア129名
(学生116名)
八戸あおば高等学院 [市内通信制高校] 28
にんじんサークル [北里大学獣医学部乗馬サークル] 24
Future Generations [十和田市内高校生団体] 12
八戸市教育委員会(青少年の地域活動)中学生ボランティア申込51(うち当日参加36)

(成人13名)乗馬クラブスタッフ、乗馬クラブボランティアなど

明治中学校「馬の歴史と地域の文化を学ぶ会」の実施

日時:7月9日(火)13:30~15:30
場所:明治中学校
内容:事前準備ボランティア活動(会場の走路整備(草とり)と的板づくり)を予定していたが、雨天により的板づくりとスポーツ流鏑馬学習を学校にて行った。

日時:7月24日(水)13:30~15:30
場所:明治中学校
内容:全校生徒69名を対象に、学習体験会を開催。本会により地域の歴史や馬とのつながりを知り、希望者が当日のイベントスタッフとして参加した。
①櫛引八幡宮講師による、馬の歴史と地域の文化学習
②乗馬体験等を通じた馬の取り扱い実習

次世代リーダー養成プログラム「Future Generations」企画の実施

以下の活動を経て、本大会にてブース出展およびチャレンジマッチ運営を行った。
①事前ワークショップによる出展企画立案(7/6)と準備
②司会進行のためのチャレンジマッチ参加者への事前インタビュー(8/8)

次世代リーダー養成プログラム「Future Generations」とは…

グローバル化・多様化が進む現代社会において、子どもたちは「学力・知識」だけでなく、異なる価値観や文化的背景を持つ人々と相互に理解し合いながら、様々な物事に取り組み問題を解決していく「実践力」を身に付けることが求められています。
次世代リーダー育成プログラム「Future Generations」は、塾内にとどまらず、地域社会を学びの場として様々な人と関わりながら、ワークショップ、討論会、ボランティア活動などの体験学習を通して、社会で活躍しリードしていく力を備えた人材の育成を目指すプログラムです。

「Future Generations」活動紹介ページ

八戸あおば高等学院「八戸弓馬会あおば道場」

八戸あおば高等学院では、かつて馬産地でもあった八戸の地で、騎射流鏑馬の伝統文化と知識を学び「スポーツ流鏑馬」に親しみながら、その技術とスポーツ精神を習得することで継承し普及と発展に努めることを目的に、国内の高校では授業として初めてとなる「スポーツ流鏑馬コース」を2023年に新設し、定期的に授業や弓矢練習会を実施している。
今大会では、生徒1名が6月~8月間で計24時間(10日間)の騎乗練習を経てチャレンジマッチ出場を果たす。また、競技の合間に代表者5名にて「流鏑馬立射演武」を行い日頃の練習の成果を披露した。

青少年(中・高生)の地域活動ボランティア

夢と希望をはぐくむ社会教育の一環として、青少年の地域活動を推進する八戸市教育委員会の施策「青少年(中・高生)の地域活動」を通し、ボランティア募集を行った。中学生ボランティア51名が申込み、うち当日は36名が参加し、(集計、計測、的係、旗係、音響、体験コーナー、イベント案内、写真記録)の運営補助を行った。

ご協賛ありがとうございました

青森放送株式会社、統計分析研究所 株式会社アイスタット、株式会社吉田産業、八戸あおば高等学院、Future Generations、八戸ショッピングセンター ラピア、遠野郷八幡宮こども流鏑馬実行委員会、髙岡和人税理士事務所、九戸城流鏑馬実行委員会、株式会社大興設備工業、有限会社北冷工業、Hippo griff、坂本サトル、佐々木祐子、やぶさめゴッドマザー、 石橋良子、一棟貸宿 奥入瀬屋

後援

八戸市、八戸市教育委員会、一般財団法人VISITはちのへ、デーリー東北新聞社、東奥日報社、東奥日報文化財団

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