大会記録

(2023年8月11日)第8回大会

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日時 令和5年8月11日(金・祝) 9:30~15:00
会場 櫛引八幡宮
主催 全国スポーツ流鏑馬八戸大会実行委員会
共催 櫛引八幡宮
協力 一社)日本流鏑馬競技連盟、九戸城流鏑馬実行委員会、全国流鏑馬女子部、八戸弓馬会、十和田乗馬倶楽部、にんじんサークル、八戸市立明治中学校、八戸あおば高等学院Future Generations

流鏑馬競技

出場選手34名(男性10名・女性24名)
・上級の部(乗馬インストラクターもしくは各クラブ推薦者)…7名
・一般の部(上級の部以外の選手)…23名
・チャレンジマッチ…4名
・団体戦ダブルス(2人1チーム)…4チーム
・勝抜戦…9名

県別:青森県17名、岩手県7名、北海道1名、群馬県1名、東京都2名、神奈川県2名、佐賀県2名、アメリカ2名

年代別: 10代11名、20代8名、30代3名、40代2名、50代7名、60代以上3名

チャレンジマッチ

イベント演出として、本大会の特徴である(学生スタッフ、ボランティアが大半を占める)イベントづくり体制を象徴するように、「U-18流鏑馬大会」をテーマに「未成年の、未成年による未成年のための流鏑馬大会」として、出場選手のみならず的係や司会・集計などを学生が主体となる様子を表現した。

選手…4名(岩手県より3名[10~13才]、佐賀県より1名[13才])
的係、的改め・・・明治中学校10名(にんじんサークル13名がサポート)
馬溜まり・馬留め…にんじんサークル5名
司会、集計・・・明治中学校2名、八戸あおば高等学院2名、Future Generations3名(にんじんサークル3名がサポート)

大会結果・入賞者

【一般の部】
優勝 ネルソン・タナヤ
準優勝 松岡彩
第三位 戸津美香

【上級の部】
優勝 桜庭恵梨
準優勝 澤田洸平
第三位 布施蒼依

【団体ダブルス】
優勝 炎陽(布施・石橋)

【勝抜戦】
優勝 布施蒼依

実施内容

安全祈願・開会式(9:30~10:00)

大会の安全を祈願して、実行委員長が代表して玉串奉奠。選手・スタッフ一同が揃い開会式を行うととともに、競技走路のお清めをした。

・来賓祝辞:八戸市長 熊谷 雄一 様、 衆議院議員 田名部 匡代 様
・ボランティア宣誓:各ボランティア学生団体代表(6名)が宣誓式を行う
  参加学生団体(八戸市立明治中学校、八戸高専写真部、立命館大学万博学生委員会日本文化班、にんじんサークル、八戸あおば高等学院、Future Generations)

弓矢体験コーナー(10:00~12:00)

にんじんサークルボランティアによる弓矢体験を弓道場前広場にて実施。普段行う機会のない流鏑馬で用いる弓矢の体験と、小さい子どもでも楽しめるようおもちゃ弓も用意しての無料提供を行った。(利用者50名)

八戸あおば高等学院ブース(10:00~15:00)

学校活動紹介パネル展示やジュース・お菓子販売を通して、社会で自立して生ききる力を培うことの大切さを学ぶ共育(教育)を重視し、本イベント出展を経験の場としても活用。

「Future Generations」高校生ブース(10:00~15:00)

学習塾や学校と企業とのタイアップで、ワークショップ、討論会、ボランティア活動などの体験学習を通して、社会で活躍しリードしていく力を備えた人材の育成を目指すプログラム実施の場としてイベント出展。10代の学生での目線で企画された以下のコーナーを来場者に提供した。

ブース内容・・・顔出しパネル 、スポーツ流鏑馬紹介紙しばい上映、手づくりビーズ、オリジナルパンフレット、缶バッチ等販売

八戸市立明治中学校ブース(10:00~15:00)

探究学習(地域の歴史)成果をまとめたパネル展示ブース。

レザークラフト体験コーナー(10:00~13:00)

革に刻印を打ち込んでオリジナルキーホルダーを作る体験コーナー。

櫛引八幡宮ブース(10:00~15:00)

子ども向けの射的・わなげコーナー縁日屋台

体験乗馬コーナー(13:30~14:30)

流鏑馬をしていた馬に乗ることができるコーナーを1回500円にて実施(27名利用)。北里大学の乗馬サークルボランティアによる引き馬体験を提供した。

種差少年自然の家 遊具遊び体験(10:00~15:00)

竹馬・コマ回し・けん玉などの昔懐かしい遊具遊びに親子連れで楽しんでいた。

流鏑馬イベントラリー(10:00~15:00)

会場内の各出展を巡ってもらえるようにスタンプラリー企画も実施。プレゼント品も用意し、来場者の滞在時間延長と周遊効果を図った。 配布30枚のうち景品交換15名。

飲食店出店(10:00~15:00)

・くるみの里
・Toshi’s DINER
・Jack & Betty

事業規模

・スタッフ・ボランティア99名
(学生85名)八戸高専写真部3、Future Generations5、にんじんサークル25、明治中学校26、八戸あおば高等学院24、立命館大学2
(成人14名)乗馬クラブスタッフ、乗馬クラブボランティアなど
・選手34名
・使用馬15頭(和種、和種系)
・来場者 1,500名

事業効果

①視覚的にも体感的にも、市民に馬と触れ合う機会・馬文化を知る機会を提供することができた。

・体験乗馬コーナー(有料)利用者数27名
・(7/19実施)明治中学校体験&ボランティア勉強会参加者75名

②コロナ前と同様程度の来場を迎えることができ、イベントの賑わいを取り戻すことができた。

【来場者推移】
第1回(平成28年)400人
第2回(平成29年)750人
第3回(平成30年)2,000人
第4回(令和元年)2,000人
第5回(令和2年)534人(※コロナ禍)
第6回(令和3年)184人(※コロナ禍)雨天
第7回(令和4年)504人(※コロナ禍)雨天
第8回(令和5年)1,500人

③馬文化及びイベントの情報発信につながった。

・新聞:8/12 デーリー東北、東奥日報、読売新聞
・チラシ(4000枚)、ポスター(200枚)配布
・8/8東北ニュービジネス競技会あおもり支部講演会(60名参加)
・7/24デーリー東北新聞社訪問

④地域内にある団体や個人の活用ができた。特に学生団体との持続的なイベント運営体制が確立できていると考える。

スタッフ・ボランティア99名
(学生85名)八戸高専写真部3、Future Generations5、にんじんサークル25、明治中学校26、八戸あおば高等学院24、立命館大学2
(成人14名)乗馬クラブスタッフ、乗馬クラブボランティアなど

明治中学校「馬の歴史と地域の文化を学ぶ会」の実施

日時:7月10日(月)13:00~15:00
場所:櫛引八幡宮
内容:2年生による事前準備ボランティア活動(会場の走路整備(草とり)と的板づくり)を実施。また、イベント当日には探究学習(地域の歴史)成果をまとめたパネル展示ブースを実施した。

日時:7月19日(水)13:30~15:30
場所:明治中グラウンド・体育館
内容:全校生徒75名を対象に、学習体験会を開催。本会により地域の歴史や馬とのつながりを知り、そのうち3年生が当日のイベントスタッフとして参加した。
①櫛引八幡宮・遠野郷八幡宮講師による、馬の歴史と地域の文化学習
②乗馬体験等を通じた馬の取り扱い実習

次世代リーダー養成プログラム「Future Generations」企画の実施

以下の活動を経て、本大会にてブース出展を行った。
①事前ワークショップによる出展企画立案と準備
②流鏑馬について学ぶ学習体験会実施(7/23)

次世代リーダー養成プログラム「Future Generations」とは…

グローバル化・多様化が進む現代社会において、子どもたちは「学力・知識」だけでなく、異なる価値観や文化的背景を持つ人々と相互に理解し合いながら、様々な物事に取り組み問題を解決していく「実践力」を身に付けることが求められています。
次世代リーダー育成プログラム「Future Generations」は、塾内にとどまらず、地域社会を学びの場として様々な人と関わりながら、ワークショップ、討論会、ボランティア活動などの体験学習を通して、社会で活躍しリードしていく力を備えた人材の育成を目指すプログラムです。

「Future Generations」活動紹介ページ

八戸あおば高等学院「八戸弓馬会あおば道場」の開設

2023年4月10日、かつて馬産地でもあった八戸の地で、千年の歴史を誇るわが国固有の騎射流鏑馬の伝統文化と知識を学び「スポーツ流鏑馬」に親しみながら、その技術とスポーツ精神を習得することで継承し普及と発展に努めることを目的に、国内の高校では授業として初めてとなる「スポーツ流鏑馬コース」を新設し、定期的に実施している。

八戸高専写真部による「公式イベントカメラマン」

周辺地域学校との連携強化のため、イベント公式写真撮影記録を写真部に依頼、当日は3名の学生カメラマンによる記録を行った。

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⑤総じて地域の活性化に貢献した。

・賞品の地元産品活用
・スタッフ昼食および外注業者に地元企業活用
・7/24~8/7に、八戸ショッピングセンターラピアにて流鏑馬写真展示を実施

ご協賛ありがとうございました

統計分析研究所 株式会社アイスタット
株式会社吉田産業
八戸あおば高等学院
タイシの豆腐BAR
Future Generations
古川千恵子
遠野郷八幡宮 こども流鏑馬実行委員会
Hippo griff
馬場典子
有料老人ホーム ポラリス
清水福治
松田一

後援

八戸市
一般財団法人VISITはちのへ
デーリー東北新聞社
東奥日報社
東奥日報文化財団

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