大会記録

(2022年8月11日)第7回大会

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日時 令和4年8月11日(木・祝) 9:30~15:00
会場 櫛引八幡宮
主催 全国スポーツ流鏑馬八戸大会実行委員会
共催 櫛引八幡宮
協力 一社)日本流鏑馬競技連盟、九戸城流鏑馬実行委員会、全国流鏑馬女子部、八戸弓馬会、十和田乗馬倶楽部、にんじんサークル、八戸市立明治中学校、八戸あおば高等学院Future Generations

2022年は、新型コロナウイルス感染症対策指針を通り定め、安心して楽しむことができるイベントづくりに努めました。

~対策指針(一部)~

■競技選手を新型コロナワクチン2回以上接種済み、または、開催1週間以内の陰性証明書の提示ができる方に限定する

■イベント広報はポスター掲出・チラシ配布のみとし、八戸市および近隣地域のみとする

■屋内施設を使用しての出店は行わない

■会場配置は、密にならないよう、体験場所への動線や、物の配置等を工夫する。

■来場者・スタッフともに一か所での滞在時間が長くなりすぎないよう、プログラムおよび活動内容の工夫をする。

流鏑馬競技

出場選手31名(男性9名・女性22名)
・上級の部(乗馬インストラクターもしくは各クラブ推薦者)…6名
・一般の部(上級の部以外の選手)…21名
・チャレンジマッチ…4名
・団体戦ダブルス(2人1チーム)…3チーム
・勝抜戦…5名

県別:青森県19名、岩手県3名、北海道1名、群馬県1名、東京都4名、神奈川県1名、山梨県1名、京都府1名

年代別: 10代6名、20代9名、30代5名、40代1名、50代6名、60代以上4名

チャレンジマッチ

イベント演出として、本大会の特徴である(学生スタッフ、ボランティアが大半を占める)イベントづくり体制を象徴するように、「U-18流鏑馬大会」をテーマに「未成年の、未成年による未成年のための流鏑馬大会」として、出場選手のみならず的係や司会・集計などを学生が主体となる様子を表現した。

運営総勢30名(すべて中学・高校・大学生)
選手…4名(遠野郷八幡宮こども流鏑馬実行委員会所属2名[11才と12才]、十和田乗馬倶楽部所属2名[どちらも12才])
的係、的改め・・・明治中学校8名(にんじんサークル8名がサポート)
馬溜まり・馬留め…にんじんサークル4名
司会、集計・・・明治中学校1名、八戸あおば高等学院2、Future Generations3(にんじんサークル1名がサポート)

大会結果・入賞者

【一般の部】
優勝 村井純麗
準優勝 桜庭恵梨
第三位 星野菜々

【上級の部】
優勝 折坂つぐみ
準優勝 布施蒼依
第三位 金子花音

【団体ダブルス】
優勝 久遠(布施・金子)

【勝抜戦】
優勝 桜庭恵梨

実施内容

安全祈願・開会式(9:30~10:00)

大会の安全を祈願して、実行委員長が代表して玉串奉奠。選手・スタッフ一同が揃い開会式を行うととともに、競技走路のお清めをした

・来賓祝辞:(八戸市長代理)まちづくり文化スポーツ部長 前田 晃 様
・ボランティア宣誓:各ボランティア学生団体(6名)が宣誓式を行う
学生団体(八戸市立明治中学校、八戸高専弓道部、札幌市立大学デザイン研究科、にんじんサークル、八戸あおば高等学院、Future Generations)

弓矢体験コーナー(10:00~12:00)

八戸高専弓道部ボランティアによる弓矢体験を弓道場前広場にて実施。普段行う機会のない弓矢の体験を提供した。小さい子どもでも楽しめるようおもちゃ弓も用意し、悪天候に関わらず参加者が訪れた。

八戸あおば高等学院ブース(10:00~15:00)

学校活動紹介パネル展示やジュース・お菓子販売を通して、社会で自立して生ききる力を培うことの大切さを学ぶ共育(教育)を重視し、本イベント出展を経験の場としても活用。

「Future Generations」高校生ブース(10:00~14:00)

学習塾や学校と企業とのタイアップで、ワークショップ、討論会、ボランティア活動などの体験学習を通して、社会で活躍しリードしていく力を備えた人材の育成を目指すプログラム実施の場としてイベント出展。10代の学生での目線で企画された以下のコーナーを来場者に提供した。

ブース内容:流鏑馬クイズラリー ・顔出しパネル ・スポーツ流鏑馬と十和田市に関するパネル展示・オリジナルパンフレット、缶バッチ等販売

八戸市立明治中学校ブース(10:00~15:00)

探究学習(地域の歴史)成果をまとめたパネル展示ブース。

札幌市立大学デザイン研究科ブース(10:00~15:00)

八幡馬をモチーフにしたデザインうちわづくりワークショップを提供。

櫛引八幡宮ブース(10:00~15:00)

子ども向けの射的・わなげコーナー縁日屋台

体験乗馬コーナー(13:00~14:40)

来場者が馬とふれあう機会として、流鏑馬をしていた馬に乗ることができるコーナーを1回500円にて実施(21名利用)。北里大学の乗馬サークルボランティアのエスコートにより、流鏑馬気分を味わう引き馬体験を提供した。

種差少年自然の家 遊具遊び体験(10:00~15:00)

竹馬・コマ回し・けん玉などの昔懐かしい遊具遊びに親子連れで楽しんでいた。

流鏑馬イベントラリー(10:00~15:00)

会場内の各出展を巡ってもらえるようにスタンプラリー企画も実施。プレゼント品も用意し、来場者の滞在時間延長と周遊効果を図った。配布30枚のうち景品交換8名。

飲食店出店(10:00~15:00)

・くるみの里
・Toshi’s DINER

その他運営(10:00~15:00)

会場入り口にて検温とマスク着用確認を実施。感染対策の徹底を図った。

事業規模

・スタッフ・ボランティア92名
(学生76名)八戸高専弓道部10、Future Generations13、にんじんサークル18、明治中学校19、八戸あおば高等学院13、札幌市立大学デザイン研究科3
(成人16名)乗馬クラブスタッフ、乗馬クラブボランティアなど
・選手31名
・使用馬14頭(和種、和種系)
・来場者 504名(※入場口にてカウント・連絡先記入)

事業効果

①視覚的にも体感的にも、市民に馬と触れ合う機会・馬文化を知る機会を提供することができた。

・体験乗馬コーナー(有料)利用者数21名
・(7/11実施)明治中学校体験&ボランティア勉強会参加者83名

②コロナ渦および雨天におけるイベント開催により、来場者数はコロナ前よりは少なかったものの、十分に間隔を空けて過ごす環境を作ることができ、新たな生活様式に合わせたイベント運営を行うことができた。

【来場者推移】
第1回(平成28年)400人
第2回(平成29年)750人
第3回(平成30年)2,000人
第4回(令和元年)2,000人
第5回(令和2年)534人(※コロナ禍)
第6回(令和3年)184人(※コロナ禍)雨天
第7回(令和4年)504人(※コロナ禍)雨天

③馬文化及びイベントの情報発信につながった。

・テレビ:8/11 ATV青森テレビ
・新聞:8/12 デーリー東北、東奥日報聞
・BeFM 八戸コミュニティFMラジオ
・チラシ(4000枚)、ポスター(200枚)配布(※地域内限定)

④地域内にある団体や個人の活用ができた。特に学生団体との持続的なイベント運営体制が確立できていると考える。

・スタッフ・ボランティア92名
(学生76名)八戸高専弓道部10名、Future Generations13名、にんじんサークル18名、明治中学校3年生19名、八戸あおば高等学院13名、札幌市立大学デザイン研究科3名
(成人16名)乗馬クラブスタッフ、募集ボランティア5名など

明治中学校「馬の歴史と地域の文化を学ぶ会」の実施

日時:7月8日(金)13:00~15:00
場所:櫛引八幡宮
内容:2年生による事前準備ボランティア活動(会場の走路整備(草とり)と的板づくり)を実施。また、イベント当日には探究学習(地域の歴史)成果をまとめたパネル展示ブースを実施した。

日時:7月11日(月)9:30~11:30
場所:明治中グラウンド・体育館

内容:全校生徒83名を対象に、学習体験会を開催。本会により地域の歴史や馬とのつながりを知り、そのうち3年生が当日のイベントスタッフとして参加した。
①櫛引八幡宮と流鏑馬講師による、馬の歴史と地域の文化学習
②乗馬体験等を通じた馬の取り扱い実習

次世代リーダー養成プログラム「Future Generations」企画の実施

以下の活動を経て、本大会にてブース出展を行った。
①「令和4年度 元気な十和田市づくり市民活動支援事業補助金への申請」(5月)
②月1回のワークショップによる出展企画立案と準備
③流鏑馬について学ぶ学習体験会実施(7/10)

次世代リーダー養成プログラム「Future Generations」とは…

グローバル化・多様化が進む現代社会において、子どもたちは「学力・知識」だけでなく、異なる価値観や文化的背景を持つ人々と相互に理解し合いながら、様々な物事に取り組み問題を解決していく「実践力」を身に付けることが求められています。
次世代リーダー育成プログラム「Future Generations」は、塾内にとどまらず、地域社会を学びの場として様々な人と関わりながら、ワークショップ、討論会、ボランティア活動などの体験学習を通して、社会で活躍しリードしていく力を備えた人材の育成を目指すプログラムです。

「Future Generations」活動紹介ページ http://towada-joba.com/fg/

八戸あおば高等学院「弓矢体験学習会」の実施

日時:7月23日(土)・30日(土)10:30~12:00  場所:八戸あおば高等学院
内容:参加生徒を対象に、学習体験会を開催。本会により地域の歴史や馬とのつながりを知り、そのうち3年生が当日のイベントスタッフとして参加した。

⑤総じて地域の活性化に貢献した。

・賞品の地元産品活用
・スタッフ昼食および外注業者に地元企業活用
・7/21~8/5に、八戸ショッピングセンターラピアにて流鏑馬写真展示を実施

ご協賛ありがとうございました

統計分析研究所 株式会社アイスタット
八戸あおば高等学院
アールテック株式会社
株式会社アイスタット
工藤裕平
Future Generations
松田一
田頭将光
古川千恵子
佐々木祐子
松田秀悦
清水福治
有限会社サンデー
八戸ショッピングセンター ラピア、
九戸城流鏑馬実行委員会
株式会社大興設備工業
遠野郷八幡宮 こども流鏑馬実行委員会
八戸弓馬会
髙岡和人税理士事務所
やぶさめゴッドマザー
工藤騰

後援

八戸市
八戸市教育委員会
一般財団法人VISITはちのへ
デーリー東北新聞社
東奥日報社
東奥日報文化財団

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