(2020年8月10日)第5回大会
日時 令和2年8月10日(月・祝) 9:30~15:00
会場 櫛引八幡宮
主催 全国スポーツ流鏑馬八戸大会実行委員会
共催 櫛引八幡宮
協力 一社)日本流鏑馬競技連盟、九戸城流鏑馬実行委員会、全国流鏑馬女子部、八戸弓馬会、十和田乗馬倶楽部、にんじんサークル、八戸市立明治中学校、Future Generations
2020年は、新型コロナウイルス感染症対策指針を通り定め、安心して楽しむことができるイベントづくりに努めました。
~対策指針(一部)~
■競技選手・イベントスタッフを公共交通機関や宿泊施設等を使用しない範囲にとどめるため、対象を北東北(青森・秋田・岩手)在住者のみに限定する
■県外からの来場者・観客が多数訪れないよう、イベント周知範囲を八戸市および近隣地域のみとする
■イベント広報はポスター掲出・チラシ配布のみとし、八戸市および近隣地域のみとする
■屋内施設を使用しての出店は行わない
■会場配置は、密にならないよう、体験場所への動線や、物の配置等を工夫する
■来場者・スタッフともに一か所での滞在時間が長くなりすぎないよう、プログラムおよび活動内容の工夫をする
スケジュール
7:30~9:00 試走練習
9:30~10:00 開会式(安全祈願)
10:00~13:00 流鏑馬競技(上級の部3走・一般の部3走・団体戦ダブルス2走・勝抜戦)
13:30~15:00 神社見学・やぶさめ乗馬体験
15:00 閉会式
(10:00~15:00 体験コーナー、飲食屋台など常時出店)
流鏑馬競技
出場選手 26名(男性11名・女性15名)
・上級の部(乗馬インストラクターもしくは各クラブ推薦者)…5名
・一般の部(上級の部以外の選手)…21名
・団体戦ダブルス(2人1チーム)…6チーム
・勝抜戦…6名
県別:青森県23名、岩手県3名
年代別: 10代3名、20代6名、30代5名、40代2名、50代6名、60代以上4名
大会結果・入賞者
【一般の部】
優勝 佐々木恩章
準優勝 桜庭恵梨
第三位 増田萩華
【上級の部】
優勝 上村鮎子
準優勝 菊池茂勝
第三位 布施蒼依
【団体ダブルス】
優勝 古今無双(布施・上村)
【勝抜戦】
優勝 寺尾俊光
実施内容
安全祈願・開会式(9:30~10:00)
大会の安全を祈願して、実行委員長が代表して玉串奉奠。選手・スタッフ一同が揃い開会式を行うととともに、競技走路のお清めをした。
弓矢体験コーナー(10:00~15:00)
北里大学にんじんサークルボランティアによる弓矢体験を弓道場前広場にて実施。普段行う機会のない弓道の体験を提供した。小さい子どもでも楽しめるようおもちゃ弓も用意し、コーナーは賑わった。
神社見学(14:00~14:30)
希望者に対し、櫛引八幡宮ガイドとともに施設紹介ツアーを実施。約20名が参加。日本の伝統文化への関心が高い来場者などが熱心に解説を聞き入っていた。
種差少年自然の家 遊具遊び体験(10:00~15:00)
竹馬・コマ回し・けん玉などの昔懐かしい遊具遊びに親子連れで楽しんでいた。
流鏑馬イベントラリー(10:00~15:00)
会場内の各出展を巡ってもらえるようにスタンプラリー企画も実施。プレゼント品も用意し、来場者の滞在時間延長と周遊効果を図った。
「Future Generations」高校生ブース(10:00~15:00)
習学ゼミ十和田教室と企業とのタイアップで、ワークショップ、討論会、ボランティア活動などの体験学習を通して、社会で活躍しリードしていく力を備えた人材の育成を目指すプログラム実施の場としてイベント出展。10代の学生での目線で企画された以下のコーナーは、外国人来場者からも好評であった。
・流鏑馬クイズラリー
・流鏑馬衣装+馬で記念撮影
・顔出しパネル
・スポーツ流鏑馬と十和田市に関するパネル展示
・流鏑馬ガイド(英語・日本語対応)
・大会パンフレット作成・配布
やぶさめ体験乗馬コーナー(13:30~15:00)
来場者が馬とふれあう機会として、流鏑馬をしていた馬に乗ることができるコーナーを1回500円にて実施(30名利用)。北里大学の乗馬サークルボランティアのエスコートにより、流鏑馬気分を味わう引き馬体験を提供した。
飲食店出店(10:00~15:00)
・くるみの里(味噌串餅・から揚げ・豚串・ケーキ・ラーメン等)
・GMKグループ(タコライス・エビピラフ・ヤキソバ・トルティーヤ等)
・Toshi’s DINER(ホットドッグ類・かき氷・飲料
その他運営(10:00~15:00)
会場入り口にて検温とマスク着用確認を実施。感染対策の徹底を図った。
事業規模
・スタッフ・ボランティア89名
(学生66名)習学ゼミ15、北里大学にんじんサークル21、明治中学校30
(成人23名)乗馬クラブスタッフ、乗馬クラブボランティア、音響、学生引率など
・選手26名
・使用馬14頭(和種、和種系)
・来場者 534名(※入場口にてカウント)
事業効果
①視覚的にも体感的にも、市民に馬と触れ合う機会・馬文化を知る機会を提供することができた。
・やぶさめ体験乗馬コーナー(有料)利用者数30名
・神社見学ツアー参加者20名
・(8/3実施)明治中学校ボランティア勉強会参加者75名
②コロナ渦におけるイベント開催により、広報範囲の制限などを行ったため、来場者数は例年よりも減少はしたが、十分に間隔を空けて過ごす環境を作ることができ、新たな生活様式に合わせたイベント体制を作ることができた。
【来場者推移】
第1回(平成28年)400人
第2回(平成29年)750人
第3回(平成30年)2,000人
第4回(令和元年)2,000人
第5回(令和2年)534人(※入場口にてカウント)
③馬文化及びイベントの情報発信につながった。
・テレビ:8/11 RAB青森放送
・新聞:8/11 デーリー東北、東奥日報、河北新報、読売新聞
・8/9 BeFM 八戸コミュニティFMラジオ
・チラシ(4000枚)、ポスター(200枚)配布(※地域内限定)
④地域内にある、団体や個人の活用ができた。効率的なイベント運営体制が確立できていると考える。
・スタッフ・ボランティア(89名)構成
(学生66名)習学ゼミ15、北里大学にんじんサークル21、明治中学校30
(成人23名)乗馬クラブスタッフ、乗馬クラブボランティア、音響、学生引率など
次世代リーダー養成プログラム「Future Generations」企画の実施
出店にあたり、
・オンラインミーティング
・流鏑馬勉強会
などを開催し、企画の実現を果たしました
次世代リーダー養成プログラム「Future Generations」とは…
グローバル化・多様化が進む現代社会において、子どもたちは「学力・知識」だけでなく、異なる価値観や文化的背景を持つ人々と相互に理解し合いながら、様々な物事に取り組み問題を解決していく「実践力」を身に付けることが求められています。
次世代リーダー育成プログラム「Future Generations」は、塾内にとどまらず、地域社会を学びの場として様々な人と関わりながら、ワークショップ、討論会、ボランティア活動などの体験学習を通して、社会で活躍しリードしていく力を備えた人材の育成を目指すプログラムです。
⑤総じて地域の活性化に貢献した。
・賞品の地元産品活用
・スタッフ、選手昼食の地元企業活用
・8/23に、八戸ポータルミュージアムはっちにて流鏑馬写真展示を実施
後援
八戸市
八戸市教育委員会
一般財団法人VISITはちのへ
デーリー東北新聞社
東奥日報社
東奥日報文化財団